活動の目的
ひらかた肝高(きむたか)倶楽部は、沖縄県うるま市で、中・高生が行っている現代版組踊り「肝高の阿麻和利」の舞台を、平成23年8月9日に枚方市民会館で上演したことを契機として、枚方市の歴史・伝承に基づく舞台を枚方市の小・中・高生が中心となって作り上げる活動を地域の大人がボランティアでサポートをするために設立した団体です。その活動が枚方の地域活性化に資することを目的として活動を続けています。
主な活動
・地元のイベントやお祭りへ出演し、ダンスや寸劇を披露。
・平成24年度より年1回、枚方に所縁のある東北の英雄「アテルイ」の物語を舞台公演として実施。
なぜ「アテルイ」なのか?
地元の枚方市牧野にはアテルイの首塚と伝えられる史跡があり、子どもたちに、地元の歴史や文化に興味を持つきっかけとなっています。隣接する片埜神社ではアテルイのお守りが「友情良縁祈願」のお札として参拝される方々へ提供されています。
アテルイは約1300年前東北の地に暮らした蝦夷の首長であり、朝廷からの侵略に抗い長く戦いながら、最後には戦を終わらせるために自ら降伏し、枚方牧野の地で終焉を迎えたとされる英雄です。その物語からは、人が抱える問題や、坂上田村麻呂との友情など、現代の子どもたちや大人たちにも様々なことを考えさせる学びがあります。舞台にかかわる子どもたちが、地元の歴史伝承を知ることにより、郷土に誇りや愛着をもつこと、また舞台を見た子どもたちも、肝高(きむたか)く生きた先人の志を知り人の生き方を学ぶことを目的に上演しています。
※肝高(きむたか)とは?=沖縄の方言で、気高い、志が高いといった意味の言葉です。
本公演
2012年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第1回公演
2013年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第2回公演
2014年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第3回公演
2015年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第4回公演
2017年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第5回公演
2018年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第6回公演
2019年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第7回公演
2020年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」第8回公演
2021年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」
2022年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」
2023年3月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」
2023年12月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」
2024年8月 「火怨の蝦夷 阿弖流為(かえんのえみし あてるい)」
イベント出演
まきの文化祭、サマーフェスタinまきの他、小中学校でのお祭りやイベントなど多数。
一緒に舞台劇を創りあげるメンバーを募集しています。
・メンバー(踊り・お芝居)
・バンド(ボーカル・ギター・ベース・ドラム・キーボードなど)
・指導スタッフ(ダンス指導・お芝居指導・バンド指導)
・運営スタッフ(イベントのお手伝い、本公演のお手伝い他)
毎週、牧野生涯学習市民センターで練習をしています。見学者歓迎!
・地区のお祭り(まきのんの文化祭、殿二祭などに出演しています)
・施設訪問(老人ホームや介護施設などで踊りを披露しています)
・ダンス発表会(予定)